昨年から、旧車とまでは行かないものの、少し古い車種のエンジンO/Hの依頼が続いています。
今回は、オーナー様からの掲載の許可を得たので、ブログで紹介することになりました。
「定期的なメンテナンスを怠ったために修理が大掛かりになってしまった」というパターンです。
ビフォー
ピストンとコンロッド
クランクシャフト
エンジン ヘッドカバーの裏側
オイルポンプ
カムシャフト
シリンダーブロック
シリンダーヘッドの裏側(燃焼室)
表面が剥離している親メタル
アフター
ピストンまで組んだ状態
エンジンの本体が組み上がった状態
オイル汚れがびっしりで、「日頃から掃除をしていたら年末の大掃除が楽」という感じの汚れです。
定期的なオイル交換をしていたら、もう少し薄い汚れで、アルミの金属の色が出ています。
車は高い買い物ですから、長く乗るためにも、日頃の定期的なメンテナンスは怠ることなく行ってほしいと思います。
オイル交換の目安
オイル交換の目安は、ドライバーの運転の仕方、状況で変わりますが、一般的には、半年毎、5,000キロ毎と言われています。
ただサーキットなどでのスポーツ走行は負荷も大きいので、スポーツ走行後は「オイル関連はすべて交換」ぐらいの気持ちでいてほしいと思います。